ライカリハイスクール

 

  
1946年当時の村の有力者により創立された私立の学校です。
「ライカリ」の「ライ」は苗字、「カリ」はヒンズー教のひとりの女神をさします。

生徒数  570名 12才〜16才(日本の小6〜高1にあたる) 男女共学
校長  タジム ウドディン(Tazim Uddin)

教室    10  1教室のみコンクリートで残りの教室は土壁。 
理科室   1   試験管などはあるが、長い間使用されていない。
校長室   1   1994年、教室1.校長室1、職員室1をコンクリート壁にする。
職員室   1   校長室同様、約8畳。
学生寮   1   老朽化で使用不能。

黒板  50センチ四方で小型
グラウンド  十分な広さがある。運動会やクリケットができる。
        グラウンドのまわりにはユーカリやマンゴの木が植えられてある。

電気  有り  天井にファンがついている教室もあるが、電灯はどの教室にもついていない。
水道  手押しポンプ

交通手段 ダッカからボグラまでバスで4時間。ボグラからバスで約1時間

 



教室の机。
いすが備え付けになっている。

男女共学だが、男子と女子は別々に座る。ひとつのいすに5人くらい座る。

                        

教室の天井。
夏の暑さのためにファンはついているが、どの教室にも電灯はない。

 


理科室の実験道具を入れる棚。
フラスコなどが見えるが、長い間使用されていない。一応、鍵はついているが、ガラスが割れたままの状態になっている。

同じく理科室。左の写真の反対側。ポスターは大変詳しい説明がされている。骨の仕組みを学ぶ骸骨が下がっている。理科室は校長室の隣で比較的明るかった。

自転車は何人かの生徒が通学に使っている。通学にバスを使う生徒はいない。ほとんどは長い道のりを歩いて学校に通う。もちろん、1時間以上歩く生徒もいる。

今は使われていない生徒のための寮。通学が困難な生徒はもちろん、学年末の全国試験が近くなると、勉強のために泊り込む生徒もいたそう。老朽化が激しい。