バニヤンツリー奨学金制度

                                                                                      HOME                                                                               

目的
  ・バングラデシュの地方の学習環境の改善に協力する。
  ・努力する生徒を応援し、地方での進学の選択を可能にする。

設立 2001年12月26日

 

2008年度
協賛金提供団体 大学婦人協会秋田支部 ¥10,000
対象        デビシャウル村の女子高校生二名
金額        一人 ¥5,000
選抜方法     作文 テーマ「私と私の村」

奨学金受給者
ラヒマ カトゥン


はじめに
:私の村の名前はデビシャウルである。村は私の生まれ育った所であり、私にはお母さんのような存在でもある。お母さんから愛情をもらうことが人の権利であるとともに、その村に対して我々もやらなければならないことがある。

村に対してやるべきこと:私は村に関して大きな希望を持っている。きれいなデビシャウルの夢を見る。現実的に村の未来をよくするために、村の失業問題を解決する必要がある。まずは村人の識字教育に取り込みたい。まずは、私と同じ考え方の仲間集めからスタートしたい。大人の識字問題が解決できれば、村人の可能性も広げられると考えている。しかし、大人の識字問題の解決だけではない。村の乳児の健康管理も重要で、赤ちゃんとお母さんの健康意識の改善が求められている。意欲のある子ども・健康な子どもが村の未来、そして国の未来を明るくしてくれると思っている。

村人たちの関係:村民は皆、おとなしい性格の持ち主である。彼らは生活のため一日中働いている。村の環境を良くするため彼らの意識を改善できれば良いと思っている。村人にはイスラム教が多いがみんなは他の宗教の人達とも仲良く生活している。

最後に:私の村は本当に良いところである。そこに、私といっしょに村を変えていく人がいれば、私は村をもっと良くしていく自信がある。

 

奨学金受給者
アルジナ カトゥン



はじめに
:世の中にお母さんと母国が好きでない人はいないと思う。実際、私も私の母国と私の村が大好きである。この村の隅々に自然と母のやさしさに触れることができる。
この村に生まれて私は幸せである。

私の村:私の村はデビシャウルという。村には小学校がある。村人はみんな自由に生活している。村の道路と景色はとってもきれいである。村の中で深呼吸をすると嬉しくなる。村人はとてもやさしい人たちばかりだ。みんな、手と手をつなぎ、いっしょになって村の様々な行事を行なう。だから、この村はきれいに見える。

村人:村民はみんな勤勉で、怠けることを知らない。村のどこの家庭も牛、山羊、鶏やあひるを飼っている。彼らはとてもシンプルな生活を送っている。農家を始め、村にはほとんどの職業の人がいる。村が栄えるために、みんな努力している。

村の環境: 私の村の環境はとても良い。村には緑がいっぱいで、木々がたくさんある。そして、稲刈り時期が近づくと村の田んぼが金色で染まる。村のたくさんの池にいつもあひるが遊んでいる。きれいな景色である。

最後に:私の村は本当に良いところである。私はここで生まれ、生活をしてきた。私は村のことが好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2002年度第一回奨学生の感想文